2010年11月25日木曜日

不妊精子の判定

不妊の確立が7組に1組の割合ですが、1982年頃は14組に1組の割合といまの半分でした。 そんな中で、1定時間に精子が動く様子を簡単に検査器と同じように 診断室で、検査技師でもできるような、装置の開発を私と産婦人科医師とでしました。これは、当時、日本で2機目の物で、大変に珍しい物でした。




簡単な顕微鏡と、ポラロイドカメラの付いた物で、すぐ見られるのがミソでしたが、精子が1定の時間、5秒とか6秒の間に3回とか4回のフラシュがあり(Setはいつでも簡単に変更できる)どの精子が一番動いているか、また、どのくらいのよい動きの精子があるかなど、写真にはその軌道があるのですぐに判読できるのが利点でした。



顕微鏡スティジに精子[スライドガラスの間に)があり、検査技師は一日に10-20検体の写真をとっていました。当然に異常精子率、活動不順精子率もわかりましたが、1960年代の同じものが、仮にあったとしたら、10年ごとの精子の減り方、精子の活動のちがい等が年毎にどう変化があるかなど定量できるのにと、考えた事がありました。

染色体自動判定装置も1986年に国立大学に入り、自動画像解析装置で、顕微鏡は、ツァイスの自動XYプロッタースティジ付きです。



ここで、男女産み分け装置にも活用できる、セル・ソーターが、有ります。

精子をこの装置にいれますと、通常は、血液細胞のT細胞だけをとりわけて、免疫操作に使用できますが、ここに、牛の精子を流して分離させますと、牛肉に必要な高級牛の産み分けが出来る訳です。 関東地区の北にある大規模な養牛場ではこれを利用しています。

現在は 精子のペーハーによる依存の産み分け方法しか一般化してませんが、この装置では簡単ですが、一台3,500万円もし、Computer制御での複雑化があります。



この件に関しては私は細胞関係の専門ですので、産み分けの専門書をご参考ください

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